Berghain,,,,,
はじめて来たときは一人で、
中に入れば若干の知り合いがいることは分かってはいたものの、
やっぱり怖かった。
異国の地で、言葉も分からず(英語は通じるけど)、
廃れた感じの巨大な建物に、
いかついドアマンとエントランス・スタッフたち。
クラバーたちも当然ながら、知らない顔ばかり。
3フロアもあるクラブ内はまるで迷路のように感じられ、
どこがどうなってるのかも全く検討がつかず、不安だらけだったけど、
それでもそこに行きたくて、呼ばれていて、
もっと居たくて、分かりたくて、感じていたくて。
たかが2年、されど2年。
いろんなドラマがありました。
昨年の元旦は、寒空の下、例によって一人で、
1時間半くらい並んで入った。
スニーカーの中のつま先は、最後の方もう凍えそうで、
「限界か。。。」と、何度か思ったものだっけ。
その時点で既に、ドアマンとは顔見知りだったから
(いっつも一人で来るアジア人の女の子って多分そんなにいないから、
覚えられやすいみたいで)
「お、コイツ元旦から一人で並ぶとは、本気だな。」って顔されたのを、覚えてる。
そういういっこいっこの小っちゃいドラマの積み重ねで、
わたしのベルグハインと音楽とダンスへの愛は、確実に伝わっていて、
それがある一定のとこまで達した時に、
ミラクルが起こる。
今年の元旦は、それを体感した。
2013年のお正月は、Lab.olatoryにはじまり、Lab.olatoryに終わった。
お昼過ぎごろ、家で出陣の準備してたら、
すでにベルグハイン入りしてる友だちから、
「今テンプル(私たちの間での、ベルグハインの呼び名)だよ〜、リエちゃんドコ?!」
とか、これから行くって言う友だちから同じタイミングで電話かかってきたり、
もう完全に、「呼ばれてる」状態(笑)。
わたしは、去年のお正月にはじめて聴いて、恋に落ちた、
Boris の Discoセットを、今年もどうしても、聴きたくて。
ちょっと遅刻ぎみだったけど、なんとか14時すぎにベルグハイン入りして、
ウォーミングアップ〜本気ダンスモードに自分を持ってくまで、
16時まで2H、じっくり堪能。
Borisは音もルックスもかっこいいし、ゲイ・クラバーたちにモテモテだから、
体がでかい上にやたらと自己主張のつよい彼らの中で、
日本人的にもわりと小柄なわたしは、
本気モードになるまでは、フロアのあの独特な空気感の中で存在感を出すのは
(※Lab.olatoryは基本、ゲイ・クラブなので)ちょっと大変(笑)。
(フロアにある、高いとこで宙づりになった
いかにもフェティッシュ専用のレザーのハンモックに乗って、
空中で揺れまくってる人とかヨユーでいるしね。。。爆笑)
スイッチ入ってアドレナリン出ちゃえば、もうゲイとか女とか体の大小とか、
全く関係ないけどね。
みんな仲間、って感じで。
Borisがかけてたあの曲、なんて曲なんだろ〜。。
って、今も気になってる曲がひとつある。
聴いたことはあるけど、名前は知らない曲。
どこまでもハッピーでキラキラで、きれいな曲。
Boris終わって、2Fのベルグハインに移動。
・・・する、階段のとこでちょうど、降りてくる、
会いたかった友達ふたりに遭遇。(彼らはデットマンを堪能してたらしい)
相変わらず、素晴らしいタイミングで、すべてが動いてる。
で、一緒にしばし休憩。ひさびさに会ったので、つもる話もしつつの。
体調ととのえた後で、みんなで一緒に、いよいよベルグハインへ出陣。
Answer Code Request、かっこよかった!踊ったね〜、前のほうで。
わたし的に、ひさびさの、「ザ・テクノ!!!」な感じだった。
Marcel Fenglerも小1時間ほど聴いて踊って、
こんどは3Fのパノラマへ移動。
・・・したら、またすぐに、会いたかった別の友だち一行に遭遇。
これが、笑っちゃうほどのパーフェクトなタイミングなんだな、いつも。
みんなで上の、フロアじゅうが見わたせるわたしのお気に入りスポットで、
休憩しながらおしゃべりした後、
Dennis Ferrer のSEXYグルーヴィーなハウスsetを堪能。
(ちなみに、Ferrer先生はトラクター使用でした。)
わたし実は昔、Ferrer先生が Jerome Sydenhamとリリースしてるある曲を聴いたとき、
「わたしもDJやってみたいな。」って、思ったの。
ハウスとかテクノとかでなく、
アンビエントというかちょいプログレッシヴ系の、綺麗でエモーショナルな、
ストーリーが浮かんでくるような感動的な曲なんだけど、
「こういう曲、かけたいな。」って、思わせてくれたんだよね・・・(しみじみ)。
(ちなみに、名曲につき、レア盤です。)
・・・からの、わたし的にそこに向けて体調調整を万全にしていた、
21:00〜00:00のMargaret Dygas嬢。
4時間フルで、マイメンたちと共に、堪能しました。
いつも超お世話になってる、ハンパないパワフル&ピースなお姉さん。
クリスマスは日本でギグ2本、
年末に帰国してから、パリはRexクラブの別な年越しpartyで回したあと、
ベルリンに飛んで帰ってホームのpanorama barで元旦夜に4時間。
・・・やっぱり、ハンパないとしか言いようがない(笑)。
それでいていつもキュートでファニーでやさしくて、
気づかいとかすごいしてくれるから、大好き。
通っちゃうよね彼女のギグは、今年も相変わらず。
そうそう、彼女はある意味、「ダンサー」としてのわたしの存在を、
はじめて認めてくれた人でもあると思ってる。
だから、いろんな意味で、感謝です。
Margaret終わって、下に移動してしばしBen Klock節で踊って、
さすがにちょっと疲れたので、また休憩。
友だちとおしゃべりしたり、
おたがいしばし無言で音にハマりつつ、
隣り合ってベルグハインのbarのとこのブランコに揺られたり。
アイス食べたり。
そんなこんなで、体力復活。
パノラマでTama Sumo先輩ちょっと堪能したあと、
呼ばれるように自然の流れで、1FのLab.olatoryふたたび。
AM5時半ごろだったかな。
そしたら。・・・い〜い感じのグルーヴになってました。
Discodromo......♥♥
もう、いろんな意味で、フロアから離れられない感じになっちゃって、
踊ったねーーー。。。
最高の時間&空間だった。
ラヴ&ピースなディスコ選曲の中に、
低音、ベース、出すとこ出す、みたいなシブさがあって、オ・ト・ナ・・・・☆
しかも、ちょっと疲れて休憩 or 一時退場しようとすると、
絶妙なタイミングで「そうはさせるか」的な
選曲(どう考えてもアガらずにはいられないコテコテ系)
およびベース音効かせ攻撃かましてくる(笑)。
「・・・うまいな〜(笑)」っていう、ね。
ベルグハインのゴリゴリテクノも、
パノラマbarのグルーヴィーハウス&テクノも、
それぞれに違って素晴らしかったけど、
あのLab.のピースな空気感は、やっぱり独特で、
「I LOVE DISCO♥♥♥」って、からだ中で表現したい気持ちで踊ってた。
Discoって、"Music of LOVE" だよね。って、思う。
ちなみにだけど、元旦は当然ながら、
海外からの観光客的なお客さんも多く、
激混みなこともあり、ベルグハイン、パノラマのバーテンさん達からは、
ちょっと大変さが伝わってきたんだけど、
なぜだかラボのバーテンさんたちはみんな、超ピースだった。
(わたしはどのbarも常連につき、そのあたりは敏感です。笑)
あーーー、ラストまでいたかったな〜!!!
自分、まだまだっす、って思った。
来年こそは.....?!!(笑)
帰り際、エントランスにて、顔見知りのお兄ちゃんに、
「スタンプあたらしく押して〜、あとで戻って来るかも知れないから。」って言ったら、
「大丈夫、わかるから。;)」って。
「Danke, tschüss!!! :D」って、笑顔でクラブを後にした。
最後になりましたが。
皆さま、2013年、明けましておめでとうございます。
今年も、ますます元気に踊ります・・・!!!♥♥
Love & Peace. xxx
理
はじめて来たときは一人で、
中に入れば若干の知り合いがいることは分かってはいたものの、
やっぱり怖かった。
異国の地で、言葉も分からず(英語は通じるけど)、
廃れた感じの巨大な建物に、
いかついドアマンとエントランス・スタッフたち。
クラバーたちも当然ながら、知らない顔ばかり。
3フロアもあるクラブ内はまるで迷路のように感じられ、
どこがどうなってるのかも全く検討がつかず、不安だらけだったけど、
それでもそこに行きたくて、呼ばれていて、
もっと居たくて、分かりたくて、感じていたくて。
たかが2年、されど2年。
いろんなドラマがありました。
昨年の元旦は、寒空の下、例によって一人で、
1時間半くらい並んで入った。
スニーカーの中のつま先は、最後の方もう凍えそうで、
「限界か。。。」と、何度か思ったものだっけ。
その時点で既に、ドアマンとは顔見知りだったから
(いっつも一人で来るアジア人の女の子って多分そんなにいないから、
覚えられやすいみたいで)
「お、コイツ元旦から一人で並ぶとは、本気だな。」って顔されたのを、覚えてる。
そういういっこいっこの小っちゃいドラマの積み重ねで、
わたしのベルグハインと音楽とダンスへの愛は、確実に伝わっていて、
それがある一定のとこまで達した時に、
ミラクルが起こる。
今年の元旦は、それを体感した。
***
お昼過ぎごろ、家で出陣の準備してたら、
すでにベルグハイン入りしてる友だちから、
「今テンプル(私たちの間での、ベルグハインの呼び名)だよ〜、リエちゃんドコ?!」
とか、これから行くって言う友だちから同じタイミングで電話かかってきたり、
もう完全に、「呼ばれてる」状態(笑)。
わたしは、去年のお正月にはじめて聴いて、恋に落ちた、
Boris の Discoセットを、今年もどうしても、聴きたくて。
ちょっと遅刻ぎみだったけど、なんとか14時すぎにベルグハイン入りして、
ウォーミングアップ〜本気ダンスモードに自分を持ってくまで、
16時まで2H、じっくり堪能。
Borisは音もルックスもかっこいいし、ゲイ・クラバーたちにモテモテだから、
体がでかい上にやたらと自己主張のつよい彼らの中で、
日本人的にもわりと小柄なわたしは、
本気モードになるまでは、フロアのあの独特な空気感の中で存在感を出すのは
(※Lab.olatoryは基本、ゲイ・クラブなので)ちょっと大変(笑)。
(フロアにある、高いとこで宙づりになった
いかにもフェティッシュ専用のレザーのハンモックに乗って、
空中で揺れまくってる人とかヨユーでいるしね。。。爆笑)
スイッチ入ってアドレナリン出ちゃえば、もうゲイとか女とか体の大小とか、
全く関係ないけどね。
みんな仲間、って感じで。
Borisがかけてたあの曲、なんて曲なんだろ〜。。
って、今も気になってる曲がひとつある。
聴いたことはあるけど、名前は知らない曲。
どこまでもハッピーでキラキラで、きれいな曲。
***
Boris終わって、2Fのベルグハインに移動。
・・・する、階段のとこでちょうど、降りてくる、
会いたかった友達ふたりに遭遇。(彼らはデットマンを堪能してたらしい)
相変わらず、素晴らしいタイミングで、すべてが動いてる。
で、一緒にしばし休憩。ひさびさに会ったので、つもる話もしつつの。
体調ととのえた後で、みんなで一緒に、いよいよベルグハインへ出陣。
Answer Code Request、かっこよかった!踊ったね〜、前のほうで。
わたし的に、ひさびさの、「ザ・テクノ!!!」な感じだった。
Marcel Fenglerも小1時間ほど聴いて踊って、
こんどは3Fのパノラマへ移動。
***
・・・したら、またすぐに、会いたかった別の友だち一行に遭遇。
これが、笑っちゃうほどのパーフェクトなタイミングなんだな、いつも。
みんなで上の、フロアじゅうが見わたせるわたしのお気に入りスポットで、
休憩しながらおしゃべりした後、
Dennis Ferrer のSEXYグルーヴィーなハウスsetを堪能。
(ちなみに、Ferrer先生はトラクター使用でした。)
わたし実は昔、Ferrer先生が Jerome Sydenhamとリリースしてるある曲を聴いたとき、
「わたしもDJやってみたいな。」って、思ったの。
ハウスとかテクノとかでなく、
アンビエントというかちょいプログレッシヴ系の、綺麗でエモーショナルな、
ストーリーが浮かんでくるような感動的な曲なんだけど、
「こういう曲、かけたいな。」って、思わせてくれたんだよね・・・(しみじみ)。
(ちなみに、名曲につき、レア盤です。)
***
・・・からの、わたし的にそこに向けて体調調整を万全にしていた、
21:00〜00:00のMargaret Dygas嬢。
4時間フルで、マイメンたちと共に、堪能しました。
いつも超お世話になってる、ハンパないパワフル&ピースなお姉さん。
クリスマスは日本でギグ2本、
年末に帰国してから、パリはRexクラブの別な年越しpartyで回したあと、
ベルリンに飛んで帰ってホームのpanorama barで元旦夜に4時間。
・・・やっぱり、ハンパないとしか言いようがない(笑)。
それでいていつもキュートでファニーでやさしくて、
気づかいとかすごいしてくれるから、大好き。
通っちゃうよね彼女のギグは、今年も相変わらず。
そうそう、彼女はある意味、「ダンサー」としてのわたしの存在を、
はじめて認めてくれた人でもあると思ってる。
だから、いろんな意味で、感謝です。
***
Margaret終わって、下に移動してしばしBen Klock節で踊って、
さすがにちょっと疲れたので、また休憩。
友だちとおしゃべりしたり、
おたがいしばし無言で音にハマりつつ、
隣り合ってベルグハインのbarのとこのブランコに揺られたり。
アイス食べたり。
そんなこんなで、体力復活。
パノラマでTama Sumo先輩ちょっと堪能したあと、
呼ばれるように自然の流れで、1FのLab.olatoryふたたび。
AM5時半ごろだったかな。
そしたら。・・・い〜い感じのグルーヴになってました。
Discodromo......♥♥
もう、いろんな意味で、フロアから離れられない感じになっちゃって、
踊ったねーーー。。。
最高の時間&空間だった。
ラヴ&ピースなディスコ選曲の中に、
低音、ベース、出すとこ出す、みたいなシブさがあって、オ・ト・ナ・・・・☆
しかも、ちょっと疲れて休憩 or 一時退場しようとすると、
絶妙なタイミングで「そうはさせるか」的な
選曲(どう考えてもアガらずにはいられないコテコテ系)
およびベース音効かせ攻撃かましてくる(笑)。
「・・・うまいな〜(笑)」っていう、ね。
ベルグハインのゴリゴリテクノも、
パノラマbarのグルーヴィーハウス&テクノも、
それぞれに違って素晴らしかったけど、
あのLab.のピースな空気感は、やっぱり独特で、
「I LOVE DISCO♥♥♥」って、からだ中で表現したい気持ちで踊ってた。
Discoって、"Music of LOVE" だよね。って、思う。
ちなみにだけど、元旦は当然ながら、
海外からの観光客的なお客さんも多く、
激混みなこともあり、ベルグハイン、パノラマのバーテンさん達からは、
ちょっと大変さが伝わってきたんだけど、
なぜだかラボのバーテンさんたちはみんな、超ピースだった。
(わたしはどのbarも常連につき、そのあたりは敏感です。笑)
あーーー、ラストまでいたかったな〜!!!
自分、まだまだっす、って思った。
来年こそは.....?!!(笑)
***
帰り際、エントランスにて、顔見知りのお兄ちゃんに、
「スタンプあたらしく押して〜、あとで戻って来るかも知れないから。」って言ったら、
「大丈夫、わかるから。;)」って。
「Danke, tschüss!!! :D」って、笑顔でクラブを後にした。
***
最後になりましたが。
皆さま、2013年、明けましておめでとうございます。
今年も、ますます元気に踊ります・・・!!!♥♥
Love & Peace. xxx
理
© Chris Carrier