2011年5月21日土曜日

" 'Bitte Schön, Madam.'(毎度。)"

春のあいだ、通っていた語学学校の近所、Kottbusser Dammにて
毎週火・金に開かれているトルコ・マーケットで
学校帰りにお買い物するのを習慣としてたんだけど。
近所のスーパーに比べて、主に野菜&フルーツが、格段に安いので。

この2ヶ月間というもの、毎週欠かさず通っていたら、
ベルグハインのエントランスじゃないけど、
お店のおっちゃん(お兄ちゃん)たちに、次第に顔を覚えられてきたみたい。
(おそらく、「いつもヘッドホンしながら or 耳にイヤホン突っ込みながら、
たまに何か口ずさみながら、夕方くらいに買いにくる Japanerin」てなかんじで、
記憶に残ってるのかな...??笑)


4月の頭にはじめて来たときは、彼らが発音する数字もロクに聞き取れなくて
いちいち英語で聞き直してたことを、思い出す。


で、昨日の、(たくさんあるお店の中の)とあるお兄ちゃん。
ちょっと、素敵だった。
 「いつもありがとう」とか、「オマケしとくよ!」とか、何か余計なこと言うんでもなく、
表情もほとんど変えることもなく。
手近にあったクレメンタインを二つ、無造作に袋に追加して、
'Bitte schön, Madam.' (毎度。)って。 

 'Danke schön.' って受け取りながら、わたし、思わずニッコリ。:)

" 渋いね、お兄ちゃん。わたし、こういう表現方法、ツボですわ。" 
って、 ちょっとキュンとしちゃったり。 (マニアックやね、、我ながら。笑)


来週から、あたらしい語学学校。

夏ですね。

© Misato Watanabe / Tetsuya Komuro