2011年12月29日木曜日

" Ende vom Dezember. (12月の、おわり。)"

昨夜 @近所のイタリアン・ワインbar "Muret la barba" 。アペタイザー、2皿め...♥
メイン・ディッシュ♥  2012年は、「音&舞」に加えて、「美酒&美食(つくる方)」を、追求しようかな。:)
今月の、ヴィー之介。タイトル:『哲学する猫』。
・・・ま、言うても1分後には、こんなんでしたけどね、、、(笑)
" What's up, Baby?? "
★           ★           ★

ここんとこ、なんだか急に、
世界各国、いろんなところに住んでる、
ここ数年間ずっと連絡の途絶えていた人たちから、
相次いで、連絡をもらう。
(ex. 小学校からの幼なじみとか、最初の会社の先輩とか、
 NY時代にものすごくお世話になった人とか・・・)

つい先日、お友だちのユカ嬢のBD party(祝☆40歳記念)で、
偶然(?)にも、
たまたま初のベルリン出張に来ていて明日の早朝に帰国するという、
前の会社の同僚:Tくんに、退職以来でバッタリ出会ったり、とか.....(☆)

最近また毎晩のように観ている、なんだかやたらと五感がリアルな夢たちは、
家族 〜 幼いころからの親友 〜
学生時代 & 社会人時代の友だち 〜 現在の友人たちに至るまで、
わたしの人生の登場人物、オールスター登場、ってな賑わいっぷりだし。


自分のサイクルが、一巡したってことなのかな。 きっと。

★           ★           ★

2011年は、きっと誰もにとって、激動の1年だったことでしょう。

わたしも、例に漏れず。

3月1日から、ベルリンに移り住み。
その10日後に、わが母国にて、東日本大震災が、起こった。


その後数ヶ月間、自分なりに一生懸命、模索して。
 「自分に、何ができるか」。

晩夏〜初秋ごろ、1台めのターンテーブルを、買い戻した。
そして、東京の実家から、ミキサーを送ってもらい。
それからまた、少しずつ少しずつ、レコードを買い出して。
(3ヶ月で、100枚くらい、買ったかな...?そう考えると、1日1枚ペースだね。:) )


この1年間で、いくつのpartyに、足を運んだだろう?
何人のアーティスト(= 先生)の、素晴らしいギグを聴き、踊っただろう?? 

・・・数え切れないや。

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2012年は、みんなにとって、
素晴らしい1年に、なりそうだね。

わたしの予感、けっこう当たるって噂だよ・・・ ;)


© Janet Jackson

2011年12月6日火曜日

" A Week with Friends.(友だちが遊びに来た、ある一週間。)"

わたしとヴラディに会いに、東京から、友だちが遊びに来てくれたよ。
今週のサナトリウムのお花は、大輪の、オレンジ色の菊の花。
 
ある夕方、みんなでお散歩中。三日月が、綺麗でした。(まるでなんだか、影絵のよう。)
近所のギャラリーで、子どもたちが、アートのワークショップをしていたよ。
Herman Platzの某barにて。このDJ、45回転のシングルをひたすら33回転でかけ倒す、かなりの独特スタイル。
木曜夜から、みんな気持ち良いほどよく飲むな〜。(incl. me... ;P)
最終的には、この状態ね。
Meaow♥ (=^エ^=)

なんだか最近、なかなかの勢いと濃さで、
あたらしい友だちが増えてる気がする。

ベルリンも東京も、人間関係は、どっかでつながっていたりして。
(ex. パノラマbarで初めて会ったと思ったコは、
 実は2年前のラビリンスで隣り同志のテントで、
 わたしは思いっきり彼女たちのハンモックをお借りしてリラックスしまくっていたり、とか。)

わたしは、わりとひとりで過ごすのが得意というか。
英語が喋れるのをいいことに、海外旅行もガンガンひとりで行っちゃうし、
ベルリン移住も完全自分だけの意思で決めたりとか、してきたし。
ここしばらくの間は、それが結構、自分のデフォルトだったり、して。


でも、ホントは、違うよね。
ひとりで思考や音と向き合う時間も勿論、大切だけど。
誰も、ひとりっきりでなんか、生きられない。 


あぁ、日々、ますます楽しいなぁ。
やっぱり、持つべきものは友だちだね。
そんな思いを新たにした、一週間だったよ。


ありがとう。


© Cajmere / Dajae

2011年11月27日日曜日

" Better Groove, Every Weekend.(日々是前進。)"

本日の、ヴィー氏。「一緒に、DJデビュー、しちゃう?;)」


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Line-up :

Moomin - smallville, aim
Barbara Preisinger - slices of life
Matthew Styles - running back
MHM One - tartelet
Fumiya Tanaka - op.disc
The Swift - renate

秘密の小部屋。
「ココが部屋だったら、いいかもね」「うん、でも窓ないよ」とか、バーバラ姐さん(Barbara Preisinger)と談笑。
白雪姫 "Heigh Ho" Remix♫ わたし、シンデレラと白雪姫だったら、白雪姫派かも。やっぱ、黒髪だからかな。

★          ★          ★
Better Groove, every single weekend.

© Walt Disney (...???)

2011年11月24日木曜日

" Piano, Guitar, Drums and more...(ピアノ、ギター、太鼓の音...)"

夜、ヴラディとふたりで家にいたら、
お友だちのユウキ嬢から電話。
「今から、リエちゃん家の超近所のbarで友だちがLiveやるから、
もし時間あったらちょっと出てこない〜?」って。

大概時間ある人だし(笑)、あたらしい音に対しては常に貪欲なので、
「お、行く行く〜♫」と電話を切って、
家から徒歩2分くらいのところにあるbar:Club der polnischen Versager までちょっくら、
(何ならすっぴんで、、)フラっと遊びに行きました。

barに、テクニクスのピアノがあったよ。・・・感動☆(ていうか、欲しい。)
アンコ会のKiyoshiさん(ドラム)&ダンサーのNobuさんの、Liveパフォーマンス。・・・なんだか、凄かった。
ライヴ後、ちょっとたたかせていだたいだんだけど、コレがいい音出すんですわ。このジャンベ。


電子音も、いいけれど。
ピアノとか、ギターとか、太鼓とか。
自分が子どものころから聴いてきて、
体に染みわたってる生楽器の音が、やっぱり、好き。

心のひだに、直に触れて、
涙が、出そうになる。 


© Otaku

" Some Little Party.(ある、小さなパーティー。)"

Vladyの、お披露目party @my home。
神さま。こんなに可愛い生きものをこの世に創ってくださって、ありがとうございます。
巻き寿司は、Sasayaの職人:コウ氏の手土産♥ それ以外は、つくった。

美味しいごはんは人を幸せにするって、
母親から、教わった。
気の置けない人たちと一緒に、ごはんを食べつつお酒を飲みつつ色々おしゃべりするのは楽しいって、
父親から、教わった。

ありがとう。

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Dear : Julie & Thomas, Laurent & Vladimir.
Thank you so much, again and again and again.....



© Hiroshi Fujiwara / Jean Touitou

2011年11月9日水曜日

" Dearest : SANATORIUM23."

ちょうど一年前の、今夜。
わたしがよく、火曜の夜に、週末のパーティー疲れを癒しに行ってるDJカフェ、
ベルリンはフランクフルター・アリー23番地にある
その名も『SANATORIUM23』に、
はじめて遊びに行ったんだよね。


この1年間にあったことをいろいろ思い返すと懐かしくなって、
昨夜もぷらっと遊びに行ったんだけど。
音と会話と考えごとに集中しすぎてうっかり写真を撮り忘れたので、
昨年の今夜、撮った写真を載っけてみます。

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1年前はこんな配置だったけど、今は、DJブースの位置が変わったよ。(今のほうが、いい感じ。)
月替わりの展示。この月の展示、とくに好きだった♥ :)
 
そう言えば、ココのチーズケーキ、未だに食べたことないなぁ・・・。(いつも夜遅いから、、)
あの日、気になったトラック。played by Akirahawks。(毎度、我ながら、マメやね。)

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このお店。
本当に、「サナトリウム(療養所)」っていう名前が、まんまハマる存在で。


ベルリンは、週末のパーティー・ライフが東京にも増してハードだから、
ちょうど火曜日くらいにこういう、
精神安定剤みたいな空間がいつでもそこにあってくれるって思うだけで、
なんか安心出来るんだよね。


わたしは個人的に、サナトリウムの存在に何度も助けられたし、
アゲてもらったし、
一日じゅう微熱ぎみだったのに夜ココへ行ったらすっかり治っちゃったこととかも、実際あるくらい(笑)。 

もしかしたら、わたしにとっては、
panorama barとおんなじくらい、大切な存在かも知れないな。ある意味


*           *           *


Dearest, SANATORIUM23。
秋も冬も、春も夏も、そしてまた秋も。
いつもそこにいてくれて、ありがとう。

きっとこの冬も、
そしてその先に続く季節も、また何度もお世話になると思うけど。
これからも、どうぞよろしくね。

Lindstrøm & Christabelle - Lovesick (Disco Tech Edit)

2011年11月1日火曜日

" First, when there's Nothing. (はじめは、なんにも無かった。)"

つい先日、自宅に届いたばかりの、
大切な大切な一枚。
『Flashdance』Original Motion Picture Soundtrack(1983)

4歳のころからずっと、カセットテープ → CD → mp3と、
フォーマットを変えつつも自分と人生を共にしてきた、
大切な大切な曲(ある意味、わたしの人生のテーマソングのひとつでもある)が、
ついにレコードで(しかも、中古でなく新譜で、)手元に届き。

しんと静まり返る、昼下がりのお陽さまが差しこむ部屋で、
ひとりタンテの前に立ち。
はじめて、そのジャケットを覆っているビニールにハサミを入れたときの、
あの、身の震える程の、神聖な瞬間。

Can you imagine it?

★            ★           ★


今日という日は、
昨年ベルリンの地をはじめて踏んでから、
記念すべき、1周年め。

ちょうど火曜日だったので、
ひさしぶりに、ベルリン・フィルのランチコンサートに行きました。

管楽器 ×10名が奏でる、Bach : "Jesu bleibet meine Freude(「主よ、人の望みの喜びよ」)" で、半泣き。
帰りに、定番 × いとしのティーアガルテン。
秋ですね。
お気に入りスポット:モーツァルト前も、すっかり秋模様。
「ヴォルフガング殿、ごきげんよう。」

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1年前、この地をはじめて踏んだとき。
わたしはなんにも、持ってなかった。

友だちはひとり(マーガレット)しかいなかったし、
知り合いもほとんどいず、
猫ももちろん、いなかった。

大切なもの、たくさん、東京に置きっぱなしにして。
好奇心と、音楽への愛と情熱、
そして、上手く説明できない、理論的根拠のない希望。
ただそれだけを、胸に。 
何にも分からないまま、ベルリンを訪れたんだよね。
何か見えないパワーに、導かれるように。 


いま、わたしには、ターンテーブルと、
少しずつ少しずつ増えていく、大切なレコードたちが、いて。
家に帰れば隣りにはいつも、最愛の盟友(ヴラディ)が、いて。

おなじ街には、大切な人たちが、いて。 


こうやって、ひとつひとつ、
だいじなものが増えていくんだね。

はじめは、なんにも無かったのに。


©Irena Cara

Flashdance...What a Feeling  Lyrics

First, when there's nothing but a slow glowing dream
That your fear seems to hide deep inside your mind
All alone I have cried silent tears full of pride
In a world made of steel, made of stone

Well I hear the music, close my eyes, feel the rhythm
Wrap around, take a hold of my heart

[Chorus:]
What a feeling, bein's believin'
I can't have it all, now I'm dancin' for my life
Take your passion, and make it happen
Pictures come alive, you can dance right through your life

[Solo]

Now I hear the music, close my eyes, I am rhythm
In a flash it takes hold of my heart

[chorus (with ... "now I'm dancing through my life")]

What a feeling

What a feeling (I am music now), bein's believin' (I am rhythm now)
Pictures come alive, you can dance right through your life
What a feeling (I can really have it all)
What a feeling (Pictures come alive when I call)
I can have it all (I can really have it all)
Have it all (Pictures come alive when I call)
(call, call, call, call, what a feeling) I can have it all
(Bein's believin') bein's believin'
(Take your passion, make it happen) make it happen
(What a feeling) what a feeling... [to fade]
 

2011年10月15日土曜日

"Fell in L♡VE with..., Vladimir♥(ヴラディーミアと、恋に落ちた...♥)"

ずっと長いこと待ち望んでいた日が、
ついに今日、訪れた。

ずっとずっと、自分の猫がほしいと思ってた。

でも、まだその準備が出来てなくて、
ひとり暮らし@東京下町のふるい一軒家時代に、1年以上というもの、
出逢ったころにはもはや既にワイルド過ぎたために、
結局一回も触らせてもくれなければ
一度も鳴いてもくれなかったコ(+そのコがある日、突然連れて来た子猫ちゃんたち× 2ひき)に、
お向かいさん家のオバちゃんに
「あのコはホンットに気が強いわ〜。あなた、よくエサやってるわね。」
とか言われつつも、毎日ゴハンをあげ続けたりとか、してたんだけど。
(ドライフードでなく、ちゃんと、ウェットフード。
しかも、セブンイレブンのは美味しくないらしくって残すので、
ピーコックで売ってる『わがまま猫』とかってヤツ・・・。
野良のクセに、うっかりグルメに育てちゃったのよね、、、わたしが。笑)


ようやっと、自分の準備が出来たようで。


そしたら向こうから、やって来た。
わたしの子猫ちゃん。

♥          ♥          ♥


・・・ひと目逢った瞬間に、恋に落ちました。わたしたち。

Vladimir(ヴラディーミア)4ヶ月、from ベルギー★

うちに来てからちょっとの間、
しばらく落ち着きなかったので
(ベルギーから長時間、慣れない電車で移動して来たんだから、当然だよね)
ウェルカム to my home 一発め、
Terre Thaemlitz の "Tranquilizer"(意味 =「精神安定剤」)を、かけてみる。

続いてSlowhandsの甘々mix、
ウェザオール先生のド渋mixなど、
初日から、音楽的英才教育、スタート(笑)。
(自分が、2歳からピアノ、3歳からクラシック・バレエを習わせてもらったことを、
今でもすっっごく、両親に感謝しているのもあって。)

ウチのコになったからには、間違いなく、
むっちゃグルーヴィーな猫に育つで、コイツ♥ 笑

「Hey, Vlady..., その上目づかいは、反則やで、、笑」
・・・コイツ、ビックリするほど、甘えん坊。

ホントは、フタを被せた状態のタンテの上に乗ってるヴラディーミア
(ちなみにその時タンテに載ってたレコードは、マーガレットのアルバムだった)とか、
もっといろいろ素敵な瞬間があったんだけど、
子猫ちゃんってとってもアクティブで、
カメラが追いつかず・・・。


まぁ、今後気長に、ということで・・・♥


ちなみに、コレ書いてる今も、ずっとわたしの膝の上で、
完全にくつろいでます。ヴラディー氏(笑)。
" Hey Vlady, you know. You are sooo Lucky to be my buddy. And of course, so am I to be yours ... ;) xoxo♥"


©Maxwell

2011年10月11日火曜日

" The Sweetest Week Ever.(むっちゃ素敵な、1週間 ...♥)"

「秋って、なんて美しい季節なんだろう?」って、
この時期になると、毎年思う。


とある火曜日の朝。近所の花屋で、ピンクのヒースを買いました。


わたしは、秋女。


タイトル:『Fertilization』

 ♥           ♥          ♥

2日後の、午後の出来ごと。
あこがれのヘッドフォンを買いに、某機材屋さんへとチャリをこいでいたら、
携帯が鳴りました。

チャリを止め、(iPod用の)ヘッドフォン(ピンクのUrbanears)を外し、出てみたら。
わたしと同じく秋女の、マーガレット(= my ベルリンの姉)からで。

人と車の行き交うストリートの喧噪から逃れ、しずかなところに移動して、
毎度ながらの音楽トーク&ガールズトーク&そのほか他愛も無いトーク。

ひとしきり話したあと、 
「じゃ、ちょっくら機材屋行ってくる〜。もし明日、パノラマで会えたらね〜!xo♥」と、
電話を切って、
ふたたび目的地へと、チャリをこぐ。



でもって、機材屋さんに着き。


地下に降りたら・・・、
そこには、スタジオがありました。(ちなみにお客さん、わたしだけ。)


結局、わたしが欲しいモデルは置いてなかったので、
ほぼ同じ型のものをお試しだけさせてもらって、
家に帰ってthomann.deで、注文する。
(でも、素敵なお店だった。きっとまたいつか、足を運ぶ機会もあるでしょう。)


            ♫            

翌日。金曜夜の、出来ごと。
近所の本屋さんで開催されてる某写真展のヴェルニサージュにプラっと行ったら、、
ZIP先生(PERLON主宰)に、会いました。
「じゃ、深夜に、Get Perlonized!(@p.bar)で♪ ;)」と別れ、帰路につく。
★           ★          ★


週末明けての、月曜夜。
Akirahawks & Kez YM @ Süss war Gestern(= "Sweet was yesterday" ). 

 ♥           ♥          ♥

でもって、翌日の夕方(やっと、今日)。
REWE(スーパーマーケット)から帰って来て、郵便ポストを覗いたら、
DHLのスリーブが入ってた。
「お届けものですよ」って。


" ま〜ってました♪ yay♬ " と、ポストの前で、ひとりニンマリ。:)
買ってきた食料品たちを、サクサク、
キッチンに置くなり冷蔵庫に仕舞うなりなんなり、して。


速攻でチャリを飛ばして、
小雨降るなか、
むっちゃロマンチックなSlowhandsのmix聴きつつ、
Go to 郵便局。


  ♥           ♥          ♥


The Happiest Birthday Week ever, to myself ♥ ;) 



©Roy Ayers / Jazzanova

2011年9月29日木曜日

"One Ordinary but Special Day.(ある、なんでもないけど特別な日。)"

ちょっと泣けてきちゃうほどにまぶしく晴れわたった、
ある、秋晴れの日の出来ごと。

学校の休憩時間にお茶してたカフェで。隣りに座ってたフォトグラファーのクラスメイトに隠し撮り(笑)された。

べつに理由はないんだけど、なんとなく、
今日という日は、スペシャルな一日にしたくて。


東京の実家から母親に送ってもらって早々、
「わ〜い、はやく音出したいな♪♪」って、
ドイツと日本の電圧の違いを気にせず(ってか知らず。。。)
変換アダプターだけ取り付けてコンセントに突っ込んだら、
ウンともすんとも言わなくなってしまった
いとしのパイオニアの500氏(※ミキサーね)が修理から無事戻ってくるまで、
とっておこうと思っていたんだけど。


最近ますます、「人生の時間は限られてるんだから、
やりたいことガマンしてる場合じゃないな」って、
実感するようになり。


・・・そんなわけで、学校帰りに
「ミキサーが帰って来てからの、お楽しみ♥」と思ってあえて踏み込まずにいた聖地、
Spacehall Recordstore に、寄り道することにする。
(結局また、音なんかい。。。笑)


昨年の秋に旅行で遊びに来てたとき、一度偵察に行って以来の
ドキドキの再会でございます☆ 

*            *            *

学校からチャリを15分ほどこいで、
Spacehall に着いたら、、、
ティアラを着けた女の子が、お店の前に座ってた。
Spacehallの自転車スタンドを鉄琴にして、音楽を奏でてた。
"Wie heißt du?(名前、なんていうの?)" って聞いたら、ちょっとはにかんで "Nina."って。
シャイなNina嬢、また、ひとり鉄琴コンサートに戻っちゃった。(だれかさんみたい、、、笑)
でも、撮られるのは、まんざらでもない様子。
わたし「ティアラ綺麗ね。Ninaは、お姫さまなのね。」 


写真撮ってるあいだずっとシャイだったNina嬢、
撮りおわってカメラを仕舞おうと思ったら、そばに寄ってきた。
「見る??」って撮ったの見せてあげたら、
はじめて笑顔を見せてくれたよ。:)
(女の子って、撮られるの、好きなのね。)

*            *            *

そのあと、Ninaとバイバイして、お店に入ったら。
お店のいちばん奥にあるテクノ/ハウス部屋の試聴機んとこに、
こないだの日曜のパノラマbarで友達になった、
東京から遊びに来てるDJのヒカルくん(ベルリン来訪4度めという、強者)発見。
明日帰国というヒカル氏。最後の夜にSpacehallに堀りにくるとは、さすがの音楽愛です。

てか、2度めの来店にして知り合いに会うって、なんかアガるよね。

で。ヒカル氏とちょっと世間話したあと、
" さ〜て。始めますか。" と、いちばん奥のミニマル/テクノ売り場を物色していたら。
さっき、お店の前での一部始終を
ちょっと離れたところから見ていたらしいNinaのパパが、
(彼はぜんぜんSpacehallのお客さんじゃなかったにも関わらず)
Ninaを抱っこして、
「ほら、写真撮ってくれてありがとうって、お姉さんに言いなさい」って
わざわざ挨拶しにきてくれたよ。(♥)
"Sie ist sehr schöne.(彼女、めちゃくちゃ可愛いね)"とか、話す。


レコ屋って、行くといちいちこういうストーリーがあるから、ますます好き。
Discogsも便利だし好きだけど、やっぱり現場に足を運ばないと生まれないものって、ある。経験上。

*            *            *

さて。
この日は、"は〜、、、自分、まだまだだな。"という
心地よい圧倒感にかるくやられつつも、
お店のお兄さんたちに Spacehallのシステム(商品の配置とか値段とか買い方とか)を
教えてもらいつつ、初心者ながらも、
半年以上欲しかった一枚とか、
最近気になってるあのアーティストさんの一枚とか、
今日は買えないけどずっと聴いてみたかったアルバムとか見つけて、
空腹を感じるまで、たのしく掘ったり聴いたり、する。



Lil' Louiseの "French Kiss の、聴いたことないRemix試聴してる途中で、
携帯が鳴って。
知らない番号。
“誰だろ〜?”と思って出てみたら、ミキサーの修理やさんからで。

試聴機を止め、お店の中庭に出て、
「ウチのミキサー氏、調子どぉ??」って聞いたら、
「キミのミキサー、直ったから、明日取りにおいで。」だって。


・・・ああ、もう。
どんだけじらされたと思ってんねん。


「ありがとう。明日、迎えに行くね。」って、電話を切った。


What a special day Today was. 
わたしにとって、特別な一日だった。今日。


©Lil' Louise